料金について
通関業者(乙仲業)の料金って中々見えない所です。弊社では我々通関業者が輸出/輸入の際にかかる諸費用(あくまで参考費用です。)どんな料金が掛かるの分かりやすくしております。
下記は基本料金です。貨物の形状、荷役の形態、書類等で料金が変わります。
また下記料金の項目すべてかかるわけではありませんので分からない所がありましたら、お気軽にご相談ください。
申告・申請・届出関係の料金
- SHIPPING CHARGE(シッピングチャージ)
- 輸出の際の手数料です。1B/Lにつき¥5,000~¥20,000
- HANDLING CHARGE(ハンドリングチャージ)
- 輸入の際の手数料です。1B/Lにつき¥5,000~¥20,000
- 輸出(積戻し)通関料
- 1件の基本料金(欄数で件数は増加します。)
1欄~3欄 (1件)
4欄~8欄 (2件)
9欄~13欄(3件)
14欄~18欄(4件)¥5,900~/件
- 輸入通関料、取り止め再輸入
- 1件の基本料金(欄数で件数は増加します。)
1欄~2欄(1件)
3欄~6欄(2件)
7欄~10(3件)
11欄~14欄(4件)¥11,800~/件
- 保税運送(OLT)申請料
- 輸入貨で外貨の運送する場合に申請が必要です。輸出貨の場合は必要ありません。¥5,100
- 検査立合手数料
- 1件検査の立合のみの出張料金となります。その他コンテナ開扉、荷ぐり作業が発生した場合は別途ご相談となります。¥5,000~¥20,000
- 輸出時危険品関係書類作成料
- 「危険物明細書(赤紙)」「危険物・有害物事前連絡表」作成
貿易上の危険物を輸出する場合に船会社に提出する書類です。¥5,000+印紙代
- 滅却承認申請料
- 滅却や廃棄は外国貨物を輸入した際、税関検査等で輸入できない貨物があった場合や食品などで腐敗等、関税を払わないで滅却したいとかの場合に税関に申請を出します。滅却には通常、決められた滅却場所に運送して滅却します。また滅却後には滅却証明を税関に提示しなければなりません。¥5,000
- 食品届申請料
- 厚生労働大臣に対して「食品等輸入届出書」を作成、提出を代行致します。¥5,000~¥10,000
- 植検申請料
- 野菜や植物を輸入する場合には植物防疫所に対して「植物、輸入禁止品等輸入検査申請」をして必要な場合は検査を受けなければなりません。この申請の作成から本申請まで代行致します。¥5,000~
- 動検申請料
- ¥5,000~
- その他申告以外の申請、届出
- 外国貨物の取扱い届/倉入れ承認申請
外国貨物の取り扱い届とは保税地域で仕分けや内容点検。簡単な加工等をする場合に税関に届出をする事です。
倉入れ承認申請(IS)
保税蔵置場では輸入された外国貨物を搬入の日から3か月を超えて蔵置する事ができません。ですので3か月を超える前に税関に申請をすればそれから最長で2年間置くことができます。¥1,300
作業・荷役関係の料金
- コンテナ運送料(ドレージ)
- 輸出時にコンテナをCY(コンテナヤード)まで運送する料金。輸入時にお客様の元へ又はデバンニング倉庫へ持ち込む運送料です。
20F(ドライ)
40F(ドライ)
20F(オープントップ)
40F(オープントップ)
20F(フラットラック)
40F(フラットラック)
20F(リーファー)
40F(リーファー)
運送料はコンテナの種類や距離によって変わります。別途相談、お問合せください。
- 入出庫バンニング、入出庫デバンニング料
- 入庫料+出庫料+コンテナ詰め又はコンテナ出しの1M3の料金です。
1M3とは1立法メートル(縦、横、高さ)です。
カートンのバラ積込作業、パレットやケース作業によって変わります。通常カートンバラ作業の方が割高となります。¥1,300~¥3,500
- 貨物シフト料
- 保税地域に一旦パレット等で蔵置後、なんらかの理由で 場所を変えたり、移動した場合にかかる料金です。通常はかかりません。*****
- 保管料
- 貨物の保管に関する料金です。保管料の料金は基本的に2種類あります。
M3/日
1M3(縦横高さ/LWH)X 基本料金 X 1日
M3建ての保険料計算となります。
次に期計算方式です。これは冷凍倉庫などで多い計算方式です。大体2期制が多いです。
例えば一か月を15日ごとに1期、2期と分け1日から15日に1M3入庫したら一回しか料金はかかりません。ただし16日まで貨物があった場合は16日に出庫しようが30日まであっても倍の料金がかかる保管システムになります。別途相談、お問合せください。
- 検数料
- この料金は貨物の数量を数える料金となります。保税蔵置場の許可の条件として貨物の管理がしっかり出来ている事となっています。税金がかかってくる外国貨物の管理には国(税関)からより一層の管理が求められています。外国貨物の数量、あるいはこれから外国貨物になるものについて、間違えたりしたら大変になります。そういった概念で検数にはそれ専門の業者が存在しています。また輸出の際には検数業者が証明書を出してくれます。輸入者様と貨物到着時に数が合わないなどのトラブルがあった場合、この証明書があると有利になります。 もちろん1個や2個であれば倉庫側のタリー(検数)で大丈夫ですのでかからない料金になります。*****
- バンニング証明書発行料
- 検数の証明書発行量です。お客様が必要な場合に発生致します。別途相談、お問合せください。
- 検量料
- 港湾や通関業者、乙仲にかかる荷役料金のもとになるものは M3(縦横高さ/LWH)です。 この数字に基本料金がかかってきます。 5M3しかないものを10M3と請求する業者?日本ではまずいないと思いますが・・それを検量業者さんが証明してくれます。要求すればこちらも証明書(メジャーリスト)を発行してもらえます。別途相談、お問合せください。
- メジャーリスト料
- 上記の証明書発行量です。お客様が必要な場合に発生致します。別途相談、お問合せください。
- マーク貼り作業料
- 外装カートンにSHIPPING MARK(シッピングマーク)を貼る作業です。NO MARKであればかかりません。*****
- パレット梱包料
- 梱包の形態で料金が変わってきます。別途相談、お問合せください。
- ケース(木箱)梱包料
- M3(立法メートル)でご料金がかかります。¥5,000~¥20,000
- スキッド梱包料
- バリヤ梱包料
- クレート梱包料
- ドレージ料(コンテナ運送料)
- ヤード~デバン、バンニング場所~ヤード又はバンプール。往復のラウンド料金となっております。距離によって料金が変わってきます。別途相談、お問合せください。
- トラック運送料
- 4トンウィング
4トン平ボディ
大型ウィング
大型平ボディ
大型増トン車
低床トレーラー 各種
※貨物の大きさや重さによってトラックの選定が変わります。ご料金の方はドレージ料と同じで距離で変わりますのでお気軽にご相談ください。別途相談、お問合せください。
- ショアリング(輸出)
- 輸出の際コンテナ詰(バンニング)時に貨物が動かないように固定する作業になります。コンテナの扉付近までピッタリの場合この料金はかかりません。
パレットの場合はエアーバック&手前の根止め作業
カートンの場合は手前までピッタリ積み付けする事が多いのでかからない事が多いです。
この料金もドライコンテナは格安となります。オープントップやフラットラックコンテナの場合はショアリング材の量も多くなり割高となります。別途相談、お問合せください。
- アンショアリング(輸入)
- この料金はコンテナの輸入時、デバンニング(バン出し)作業にかかる料金です。ショアリングされた固縛材を取りはずす料金になります。こちらも作業料によって料金は変わってきます。別途相談、お問合せください。
- 廃材処理料金
- この料金はアンショアリングの際、ゴミとして発生したショアリング材を廃棄する料金です。こちらもその廃材の量によって変わります。別途相談、お問合せください。
輸出入のお見積り例(基本料)
※CYとはコンテナヤードの略でコンテナ単位で取り扱う場所です。
※CFSとはコンテナフレイとステーションの略でコンテナ未満の貨物を取り扱う場所です。
CFSで輸出された場合
- SHIPPING CHARGE(輸出取扱い手数料)
- 輸出通関料
- 入出庫料(保税蔵置場入出庫料)
- 保管料(保税蔵置場保管料)
- 検量料(貨物のM3、重量を計るチャージ)
- 検数料(数量タリー※必要なければかかりません)
- メジャーリスト料(リクエストがあった時のみ発生致します)
- トラック運送料(貴社倉庫から弊社が貨物引取の場合)
- トラック運送料(保税蔵置場より指定CFSへの搬入)
CYで輸出された場合
- SHIPPING CHARGE(輸出取扱い手数料)
- 輸出通関料
- 入出庫バンニング料(保税蔵置場入出庫バン詰め料)
- ショアリング料(必要のない時は発生いたしません)
- 保管料(保税蔵置場保管料)
- 検量料(貨物のM3、重量を計るチャージ)
- 検数料(数量タリー※必要なければかかりません)
- メジャーリスト料(リクエストがあった時のみ発生致します)
- トラック運送料(貴社倉庫から弊社が貨物引取の場合)
- トラック運送料(保税蔵置場より指定CYへの搬入)
CFSで輸入された場合
- ハンドリングチャージ(輸入取扱い手数料)
- 輸入通関料
- 関税、消費税、地方消費税
- トラック運送料(CFSから保税蔵置場に持ち込む場合)
- OLT(保税運送申請料)外貨で保税蔵置場に持ちこむ場合
- 入出庫料
- トラック運送料(CFSから保税蔵置場までの運送料)
- トラック運送料(保税蔵置場より指定場所への搬入)
CYで輸入された場合
- ハンドリングチャージ(輸入取扱い手数料)
- 輸入通関料
- 関税、消費税、地方消費税
- ドレージ運送料(CYから保税蔵置場に持ち込む場合)
- OLT(保税運送申請料)外貨で保税蔵置場に持ちこむ場合
- 入出庫デバンニング料
- アンショアリング(木材等でショアリングしていた場合必要のない時は発生致しません)
- 廃材処理料(廃材が発生した場合)
- トラック運送料(保税蔵置場より指定場所への搬入)
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